遠距離恋愛のオキテ その六
2004年4月19日<たまには文字をつかってみる>
この何週間か、ものすごく忙しくて、
彼と会う時間を全く作れなかった。
それでも、勝手だけど
辛いことが少しでもあると、
無性にカレに会いたくなって、
何度新幹線に乗ろうかと考えてみたりした。
けれど、そこはぐっと堪えて気持ちを静める。
こんな事ができるようになったのは、
離れている状態が、もうすぐ1年になるからかな。
もしかしたら、この1年で、
少し、私は強くなれたのかも知れない。
そんな訳で、この何週間かは、電話三昧。
電話代もこうなったら気にしちゃいられない。
毎日1時間以上、何気ない事を話しまくる。
会話も途切れてくるんだけど、
電話越しにカレの声が響いているだけで、
やっぱり安心した気持ちになって、
電話を切りたくなくなってしまう。
その状態で、3週間目。
もうそろそろ電話代も気持ち的なものも限界だと思い、
真っ白な用紙を取り出して、油性ペンを私は持った。
そしてその、真っ白な用紙にありったけの気持ちを書いてみる。
たくさんの今の私の気持ちを
用紙に書き込んでいく。
そして真っ白な用紙が真っ黒な文字に変わった時、
もう一度読み返して、
私は電話のFAXにその用紙を流し込んだ。
「カレがまだ仕事から帰ってませにように・・・」
ピーという音が鳴って、
電話に用紙が流れていく。
「FAXを送信しました」
電話三昧の日々に少しメリハリをつけよう。
私の文字で気持ちを表してみよう。
カレが仕事から戻ってきて、このFAXを見て、
少しでも微笑んでくれたら。
想像しただけでなんか嬉しい。
そんな、ワクワクした気持ちで
流れ落ちた用紙を拾った。その時、
携帯電話が鳴った。
「FAX見たよ〜。久々にゆっきいの字見たなあ」
なんだ、結局電話が掛かってきた。
それでも何となく、カレの嬉しそうな声。
遠距離恋愛のオキテ
「たまには文字を使ってみよう」
遠距離の毎日にも
少しメリハリをつけてみれば、
また新しい嬉しさに出会えるから。
そして何より文字の力は
大きいと思うから。
この何週間か、ものすごく忙しくて、
彼と会う時間を全く作れなかった。
それでも、勝手だけど
辛いことが少しでもあると、
無性にカレに会いたくなって、
何度新幹線に乗ろうかと考えてみたりした。
けれど、そこはぐっと堪えて気持ちを静める。
こんな事ができるようになったのは、
離れている状態が、もうすぐ1年になるからかな。
もしかしたら、この1年で、
少し、私は強くなれたのかも知れない。
そんな訳で、この何週間かは、電話三昧。
電話代もこうなったら気にしちゃいられない。
毎日1時間以上、何気ない事を話しまくる。
会話も途切れてくるんだけど、
電話越しにカレの声が響いているだけで、
やっぱり安心した気持ちになって、
電話を切りたくなくなってしまう。
その状態で、3週間目。
もうそろそろ電話代も気持ち的なものも限界だと思い、
真っ白な用紙を取り出して、油性ペンを私は持った。
そしてその、真っ白な用紙にありったけの気持ちを書いてみる。
たくさんの今の私の気持ちを
用紙に書き込んでいく。
そして真っ白な用紙が真っ黒な文字に変わった時、
もう一度読み返して、
私は電話のFAXにその用紙を流し込んだ。
「カレがまだ仕事から帰ってませにように・・・」
ピーという音が鳴って、
電話に用紙が流れていく。
「FAXを送信しました」
電話三昧の日々に少しメリハリをつけよう。
私の文字で気持ちを表してみよう。
カレが仕事から戻ってきて、このFAXを見て、
少しでも微笑んでくれたら。
想像しただけでなんか嬉しい。
そんな、ワクワクした気持ちで
流れ落ちた用紙を拾った。その時、
携帯電話が鳴った。
「FAX見たよ〜。久々にゆっきいの字見たなあ」
なんだ、結局電話が掛かってきた。
それでも何となく、カレの嬉しそうな声。
遠距離恋愛のオキテ
「たまには文字を使ってみよう」
遠距離の毎日にも
少しメリハリをつけてみれば、
また新しい嬉しさに出会えるから。
そして何より文字の力は
大きいと思うから。
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